昨年末に、佐土原町にありますH邸にて大規模なリフォーム工事を行わせて頂きました。

友達の紹介で最初にお会いしたのが1年と10ヶ月前。

娘さん家族が、お母様お一人で住まわれてるご実家に同居する案件でした。

築42年で建坪42坪の大きな平屋建てのお家で、42歳の私が担当させて頂きました。

こちらのお家は、ご依頼頂いた娘さんの亡くなられたお父様が設計施工されたお家で、ご家族みんなの思い出がたくさん詰まったお家でした。

建築の仕事をしていた方のお家だけあって、構造材は大きなものを使ってて、床材もサクラを貼ってたり、建具も無垢材を使ってたりと随所にこだわりの詰まったお家でした。

旦那様は、『お義母さんが使いやすいように』とのリクエストだけで殆ど打ち合わせには参加されなくて、娘さんとお母さんがメインで一緒になって作り上げて行きました。

使える建具や家具は少し修理して再利用し、変えるとこはおもいっきり変えました。

新しいご家族の生活がスタートする大切なお家の工事に携わせて頂き、改めて『住』という仕事の大切さと楽しさを感じさせて頂きました。