私たちが住む宮崎県の気候は、海洋性気候に属し温暖で年間の日照時間・快晴時間は全国でもトップクラス。そんな宮崎の大自然の恩恵を、最大限に活用・調節できるように、省エネルギー建築設計の考え方とその実際的手法を取り入れております。自然エネルギーを利用するため建物のあり方に工夫し、高い質の室内環境（断熱・日射遮蔽・通風・昼光利用・日射熱利用暖房）を実現。みんなが少ないエネルギーで快適に暮らす事によって、家庭で少しずつ省エネルギーという貯金を出し合い、5年先10年先30年先の未来の社会を少しでも明るく出来たらと思います。

南海トラフ地震や首都直下型地震など、巨大地震の発生が予測される近年、大型台風や竜巻なども頻発してます。壁・床・天井が一体化した、強固な箱型の「モノコック構造」と建築基準法の木造最高となる「壁倍率5倍」（国土交通大臣認定取得）のパネルなどを配置し、耐震等級3相当（防災の拠点となる建物基準）の設計で地震や台風などの大きな外力にもしっかり耐える、より安全性の高い住まいが実現出来ます。また、ＳＷ工法が誕生してから現在まで、ＳＷ工法住宅の地震による全壊の被害報告はありません。

高断熱材・硬質ウレタンフォームで建物全体を包み込み、気密施工することで保温性に優れた高気密・高断熱の住まいを実現。外気の影響を受けにくいため、1年中快適な室内温度を保ちやすく、光熱費のコストも抑えます。家中が暖かい住まいは健康の改善につながり、突然死のリスクと言えるヒートショックの防止にも役立ちます。

家は建てた時だけではなく、末永く快適に世代を超えて住み続けるものでなくてはいけません。高性能な硬質ウレタンフォーム断熱材が、カビやダニの繁殖につながるイヤな内部結露を抑え、構造材の腐食を防ぎ住まいの耐久性を高めます。また、気密・断熱パッキンによる高気密施工と複層ガラス仕様の断熱サッシにより、優れた遮音性能を発揮し音のストレスの少ない静かな室内環境を実現します。

家族や住まいの健康を害する、カビ・ダニの発生は空気のよどみも原因の一つになると言われてます。 高い気密性（Ｃ値＝1.0）によって隙間を少なくし、外気とともに出入りするホコリや花粉、PM2.5などを大幅カット。また、計画換気システムによる空気の流れにもムラがなく、住まいの隅々にゆるやかな空気が流れるため、空気のよどみを少なくし、カビ・ダニの発生を抑えます。